[会員紹介]株式会社ラッシュビズ岡崎さん

守成クラブ仙台仙台若葉の会員を紹介していくこのコーナー。映えある第一回は当団体の副代表を務める岡崎義弘さんにインタビューを行いました。

岡崎さんの会社について教えてください

当社は2019年の8月に創業した、まだまだ若い会社です。
「閉店しない」を日本のスタンダードに、という事業理念を元に、主に飲食店さんのサポートを行っています。

どのようなサポートを行っているのですか?

当社のサポートは「開店」・「集客」・「閉店」と大きく分けて3つのフェーズに分かれています。

開店フェーズでは、お店選びからコンセプトワーク、コンセプトに合わせたロゴや看板、内装など繁盛店になるための土台作りをサポートしています。
集客フェーズでは、SNS運用やGoogleのマップ対策、LINE公式サイトやグルメサイト運用、WEBサイトの制作、ポスティングチラシの企画・制作など、お店の売上を拡大するお手伝いをしております。
最近では補助金獲得のための書類制作なんかもお手伝いしています。予算がない中でも補助金などを活用しながら最低限の出費で最大限の効果を得られるよう、サポートさせて頂いております。
そして最後に閉店フェーズです。閉店時の傷を出来るだけ浅くして、次のステップにすぐに進めるためのサポートをさせて頂いております。

閉店のサポートはめずらしいですね

はい。商売である以上、様々な事情から閉店や撤退を考えるタイミングは出てきてしまいます。そうしたときに、当社としては店舗(主に造作物)の売買を通じた閉店サポートを行っております。

お店を閉店する際、多くの賃貸借契約では「スケルトン戻し」が義務付けられています。その費用は借り主さん負担ですので、例えば売上不振で閉店する場合、ただでさえお金がない中で更にお金をかけて退去しないといけないんです。この費用って、店舗にとってはすごく大きな負担なんです。

そこで当社では、スケルトンに戻すことなく、お店の内装や設備を次の借り主さんに引き継ぐサポートをしています。当社のクライアントや新しく店舗を立ち上げたい方に、内装や設備を販売することによって、当初想定していたよりもかなり少ない出費で閉店することができるんです。

ラッシュビズさんのオフィスには飲食店の経営関連の書籍がたくさん並ぶ。業界のトレンドを常に敏感にキャッチすることが重要とのこと。

守成クラブに入ったきっかけは?

当社は2019年の8月に創業したのですが、当時はまだ東京と仙台の2拠点で営業していく予定で、私自身の住まいも東京の赤羽にありました。しかし、本格的に営業活動を始めようとしてた2020年初頭に、新型コロナウイルスによるパンデミックが起こってしまったんです。その結果、2020年の3月には妻と息子と共に、仙台に引き上げることに。改めて仙台で営業開拓していかなければならなかったんです。

そんなときに、ふと考えると「仙台の経営者さんとのつながりがない」ということがわかったんです。

当社のサービスはコンサルティングに近い領域ですので、人脈がない中での新規開拓は想像以上に大変でした。結局どこの馬の骨かわからない人間にコンサルティングってなかなか頼めないんですよね(笑)。その結果、人脈を作るのが先決だなと思い、守成クラブへの入会を決めました。

守成クラブに入った結果はどうでしたか?

これまで繋がりのなかった様々な経営者さんとの交流が増えて、色々なことを勉強させてもらっています。お仕事のご紹介を頂いたり、他の会員企業さんとコラボしたサービスを発信できたりと、当社のビジネスにおいても非常に貢献して頂いております。また、仕事だけでなくプライベートでもお付き合い頂ける方がたくさん増えたのも個人的には大変嬉しく思っています。

結果的に、こうして新たな会場を運営する機会もいただけて、皆様のご縁には大変感謝しております。

最後にメッセージをお願いします

はい。私は東京でも以前は他のビジネス交流組織に在籍しており、守成クラブは3つめの所属団体になります。どの団体でも共通して言えることは「待っているだけでは何も得られない」ということです。こうしたビジネス交流組織に限ったことではありませんが、私は「まずは自らが相手に利益を与えること」が何より重要だと思っています。

相手に利益を与えることができれば、自ずと自分にも利益は返ってくるものです。お人好しと言われることも少なくありませんが(笑)。

ここで得られる繋がりをどう活かすか、は自分次第です。どうかこの素敵な出会いを、会社や自分自身の発展にお役立ていただければ幸いです!

今回ご紹介した会員様

[会員紹介]株式会社ラッシュビズ岡崎さん

株式会社ラッシュビズ

代表取締役岡崎義弘さん

2019年創業。「閉店しない」を日本のスタンダードに、という理念のもと飲食店や中小企業の支援を中心に事業を展開。
2023年2月より新規事業としてスープカレー店の運営にあたり、新時代の飲食店のモデルケースとなるべく日々奮闘している。

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